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■ 健康
人が健康に生活するにはカロリーが必要ですが、最近ではカロリー過多になり栄養素不足となっています。
肉体のエネルギー活動を維持するにはカロリーが必要ですが、カロリーのほかに脂肪酸・ビタミン・ミネラルなどの働きも必要とします。
呼吸で取り入れた酸素や消化した食物の栄養などを体のすみずみまで届けたり、消化を助けたり、有害物質を排除したり、体の中では毎日このようなことが行われています。
このようなことは体内の化学反応で行われています。この化学反応が速やかに行われるのは、3000種類ほどの酵素(体内で触媒の働きをするタンパク質)の働きによるものです。
なかでも、酸化による老化予防や、免疫力を高めるために、体内には様々な酵素が存在します。
それらの中で最も重要な酵素が『グルタチオンペルオキシターゼ』という酵素です。
通常この酵素は血液中に存在する抗酸化酵素です。
実は、この酵素の生成には必須ミネラルがなくてはならないのですね!!
しかし、殆どの酵素は「補酵素」の助けがないと機能しません。
■ 酵素とは
酵素には、沢山の種類があり全てタンパク質から出来ています。全ての生物は酵素をもっており、酵素がないと体を維持することはできません。
新陳代謝(生命を維持する為に体に取り込んだ物質を分解したり合成したりして色々な化学反応を行い、不要になったものを体の外に排出します)も酵素の働きによるものです。
人の細胞は毎日2%ずつ壊され、再生されます。酵素は体の中で起きている生命活動に深く関わりあっています。
呼吸や運動、栄養の吸収や運搬、神経の伝達、免疫の強化、体の修復、活性酸素の除去などさまざまな作用に関わっています。このような作用を触媒作用といい、触媒とは化学反応を潤滑に行う物質(酵素)で、反応前と後でも変化はしません。
酵素自体もタンパク質の結合体なので、酵素自身もタンパク質分解酵素の働きによって分解されるので、体内では絶えず新しい酵素を作っていかなければなりません。酵素は年をとっていくと徐々に減少して60歳くらいになると赤ちゃんの時の1/30程度まで減少すると言われています。
そのほかにもストレスや食品添加物、残留農薬でも減少します。
酵素の性質に「気質特異性」があります。
これは、ペプシン酵素はタンパク質の分解をし、アミラーゼ酵素はデンプンを分解するといったもので、ひとつひとつの酵素の役割が決められています。
たった1種類の酵素が欠如しても人は病気になります。
酵素には、食物を消化して栄養として吸収する「消化酵素」と体を作ったり修復したりする「代謝酵素」があります。
そして食物自体には「食物酵素」があり、植物の酵素は人の酵素となじみやすい性質をもっています。
現代人は酵素不足であり、酵素を含んだ食事を取ることが大切です。
しかし、酵素は熱に弱い性質を持っています。
酵素はタンパク質から出来ているので、熱に弱く50度以上で成分が変質してしまい、機能しなくなります。
現代の生活は熱を通すものが殆どなので、食事から酵素を取ることは難しくなっています。
酵素が取れる食事は、生ものや発酵食品です。
・酵素の役割
近年では酵素を作る能力は一人一人の遺伝子によって決まっており、それには限界がるということが定説になってきました。人間が一生のうちで作れる一定量の酵素のことを「潜在酵素」といいます。
体内で作られる潜在酵素には、消化酵素と代謝酵素があります。
先ほどの説明と重複しますが、消化酵素はデンプンやタンパク質・脂肪などを「分解」するものです。(血液がどろどろだったりするのも分解酵素が足りないからです。)
代謝酵素は新陳代謝や有害物質の除去・自然治癒力などです。
(風邪にかかり易かったり、食物アレルギーなども酵素に関係しています。)
さらにこれに食物酵素があるわけです。
食物酵素は、体内の酵素の働きを助けてくれるものです。
よく焼き魚におろし大根がついてありますが、これも酵素との関係があります。
例えば人体で作ることの出来る酵素が15あるとして、魚を消化するのに10の酵素を使うとすると、体内の消化酵素は10使われるわけですが、おろし大根の酵素が2あるとすと10−2で消耗される酵素は8です。
つまり体内で作った酵素のうち8を消化酵素として使い、食物酵素2で焼き魚を消化し、残りの酵素7が代謝酵素として使われることになります。
また、焼き魚を2匹食べると消化に必要な酵素は、20で、そのうち2はおろし大根から賄えるので、体内で必要な酵素は18となります。
しかし、この人の酵素の能力は15なので酵素が3不足してしまいます。
このため消化不良をおこしたり、また、代謝に廻せる酵素もないので免疫力などが低下して病気になりやすくなります。食べすぎが良くないのはこのようなことです。
・酵素を保持している食べ物
人間の体内に存在する酵素は、一生で一定量しかないといわれています。
酵素を保持している食物をとることはとても大切です。
酵素を外から取ることは体内酵素を温存するためには必要なことです。
酵素の多い食材は果物、生野菜、刺身、生肉、つけもの、おろし、醗酵食品などです。
・酵素の特徴
1、熱に弱く50℃程度まで
2、体内の酵素は一生で一定量である
3、補酵素の助けを借りて働く
4、一つの仕事しか出来ない
5、生命維持には必要不可欠
酵素は、このように体内での主役です。よくビタミンやミネラルなどが主に捕らえられがちですが、体内機能を司っているのはむしろ酵素です。
その人の体質は、この酵素の能力によって決まるといっても過言ではないように思えます。
酵素の働きの一部を紹介すると
・消化酵素の働き
アミラーゼ : でん粉をブドウ糖に分解します
プロテアーゼ : タンパク質をアミノ酸に分解します
リパーゼ : 脂肪を脂肪酸に分解します
・代謝酵素の働き
新陳代謝 : 吸収された栄養を体中の細胞に届けて、有効に働くようにする
有害物質の除去 : 毒素を汗や尿として体外に排出する
自然治癒力 : 体の悪い部分を修復し、病気を治す
免疫力を高める : 予防能力を高める
・食物酵素
体外から取り入れる酵素で生ものや醗酵食品に含まれています。
■ 補酵素
酵素の働きを助けるものにビタミンやミネラルがあります。
・ビタミン
私たちの体の大部分は三大栄養素と呼ばれる、タンパク質、脂質、炭水化物で構成されていますが、第四の栄養素としてビタミンがあげられます。
ビタミンは現在のところ15種類程度知られています。ビタミンは微量で生理作用を円滑に行うために必須な有機化合物の総称です。
ほとんどの場合、生体内で合成することができないので、外部から摂取します。
ビタミンが不足すると、疾病が起こったり成長に障害が出たりする(ビタミンの欠乏症)症状がでます。
・ミネラル
ミネラルも、人間が必要とする基本的な5つの栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル)のうちのひとつです。必要とされる量はわずかでも、不足すると人間の体には深刻なダメージを与えます。
例えば、糖尿病や低血糖症は、「クロム」や「亜鉛」及び「バナジウム」等のミネラルが不足、ガンや心臓病は「セレン」や「銅」、骨粗ショウ症は「カルシウム」、「マグネシウム」、「ホウ素」等のミネラルの不足に起因しています。
さらに、ビタミン、酵素、ホルモン等、体の重要な機能を司る成分は、「ミネラル」がないと働くことができません。
人間の体を構成している元素は海や大地の構成比と非常によく似ています。
どれも水素、酸素、炭素、窒素も主要元素が全体の大部分占めており、あとはカルシウムやリンなどのミネラルが微量に含まれています。
血液と海水は特にミネラルの構成比が非常に似ています。血液と海水では濃度が異なり、血液は0.9%、海水は3.8%ですがミネラルの構成と比率は非常に近いものがあります。
いかにして人間が進化してきたか分るものです。
この進化の過程から考えてもミネラルが如何に大切かは想像がつくと思います。
●参照⇒ミネラルには種類がある
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