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● 死の四重奏とは
(1)しくみ
内臓脂肪が付きすぎると、ホルモン分泌のバランスを崩し、放置すると、「死の四重奏(高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満症)」を引き起こし、心疾患などのリスクを高めるといわれる。
(2)リスクの目安
1つ:健康人の5倍
2つ:健康人の10倍
3・4つ:健康人の31倍
(3)アディポネクチン
脂肪細胞から分泌される「アディポネクチン」という物質は、血管の炎症を抑えたり、インシュリンの働きを高めたりする重要なホルモンだ。内臓脂肪が増えると、このホルモンの分泌が減り、動脈硬化や糖尿病を起こし易いことが明らかになった。
(4)死への危険
死の四重奏と呼ばれる病気が重複すると、動脈硬化になり易く、動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳卒中を起こし死に至る危険性が高くなる。
(5)死への五重奏
先日、内臓脂肪症候群に罹ると、胃がんになり易いことも分かった。
脂肪細胞から分泌される「アディポネクチン 」に抗がん作用があるのではないかと着目し、マウスを使った実験で突き止めた。
詳細は『下記※ アディポネクチン』を参照!
がん増加原因として、脂肪の過剰摂取が挙げられるそうだが、がんを引き起こす仕組みは十分に解明されていない。
今回の成果が胃がんの予防や治療に繋がることを期待します。
なお、乳がんや子宮がんと内臓脂肪の関連も最近指摘されているそうですね。
※ アディポネクチン
脂肪細胞から分泌される「アディポネクチン 」は、脂肪の燃焼を助ける働きなどをするが、内臓脂肪症候群になると、分泌量が減り、血液中の濃度が下がることが分かっていた。
(3)アディポネクチンの抗がん作用(検証結果)
●ヒトの胃がん細胞を移植したマウスにこのホルモンを投与すると、腫瘍が最大で9割も減少した。
●胃がん患者75人の血液中のアディポネクチン濃度を調べたところ、がんの進行した患者ほど濃度が低かった。このホルモンは、胃がん細胞と結合しやすい構造をしており、結合したがん細胞を殺す働きがあるとみられる。
●抗がん作用は、血液1ミリ・リットルあたりの量が0・03ミリ・グラムを超えると強まる。内臓脂肪症候群の人の濃度は、その5分の1〜6分の1という。
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