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マグネシウム
[元素記号]Mg [分類]必須構成元素
1808年、ハンフリー・デービーにより発見される。
アルカリ土類金属の一つ(現在は、狭義の意味ではアルカリ土類金属に含めない)。
比重は1.74、融点は摂氏650℃、沸点は摂氏1107℃(沸点は異なる実験値あり)。
主に海水中に溶けている塩化マグネシウムを取り出し、それを溶融塩電解することによって得られる。
純粋なマグネシウムは酸化され易い。非常に軽い軽合金の材料として重要である。苦土(くど)ともいう。また、還元作用がある。
マグネシウムは植物の光合成色素であるクロロフィルの構成成分であるため、マグネシウムの欠乏は、植物の生育の減退、収穫量の減量につながる。
これは砂地で生育する植物に特に現れる。カリウムが豊富に含まれる土壌でも、植物へのマグネシウムの供給が行われにくくなることもわかっている。
このため肥料として、マグネシウム化合物を含んだものが使用されることがある。
また、人体にとってもリボソームの構造維持やたんぱく質の合成、その他エネルギー代謝に関する生体機能に必須な元素であるためマグネシウムの欠乏は虚血性心疾患などの原因のひとつと考えられている。
生体内でマグネシウムは主に骨の表面近くにマグネシウムイオンとして保存され、代謝が不足した場合にはカルシウムイオンと置き換わり、マグネシウムが体内に補充される。
マグネシウムの生体内での栄養素や薬理的な働きについては広範にわたって研究が行われているが、いまだその重要な面に関しては不明な点が多い。
最近では、ミネラル成分のひとつとしてサプリメントや清涼飲料水などの添加されることが多くなってきている。
マグネシウムは動植物に対して毒性の強い元素でないため、植物肥料として過剰使用を特に警戒する必要はないが、動物が直接食物から摂取する場合には、他の無機物(リンやカルシウム)とのバランスを適切にしなければ、尿路結石などの原因になりうることがわかっている。
マグネシウムの効能
心臓疾患の予防
心筋の収縮を正常に保ち、心筋梗塞や狭心症などの心臓疾患を予防します。
神経の苛立ちを抑える
神経の高ぶりを抑制し、苛立ちを解消します。
筋肉痛の緩和
マグネシウムは筋肉の収縮にも影響しており、筋肉痛の痛みを緩和します。
マグネシウムの欠乏症
・虚血性心疾患
・ 骨や歯の形成障害
マグネシウムの過剰症
特に認めらないが、腎臓に疾患のある人は注意
摂取時の注意点
・ マグネシウムは、アルコールを大量に摂取すると、尿と一緒に多量に放出されてしまうので、飲酒の際は、マグネシウムを豊富に含んだものと一緒に食べるとよいでしょう。
1日当りの摂取目安量
厚生労働省
推 奨 量 米国食品医薬品局
推 奨 量
適正値 上限値 適正値 上限値
男性 310mg 700mg 420mg 設定なし
女性 250mg 700mg 320mg 設定なし
食品での必要摂取量換算
・納豆 6パック(310g)
・いか 1杯(182g)
栄養素はできるだけ食品での摂取を心がけましょう。
栄養素をサプリメントなどで摂取する場合は、植物性のものが安心です。
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